058-393-0111
お問い合わせ羽島市民病院薬剤部のホームページにお越し頂き、心よりお礼申し上げます。
当院は岐阜医療圏南部に位置する地域中核病院として永年に渡り地域の皆様との信頼関係構築を重視し、医療活動を行っております。 薬剤師は医師他コメディカルスタッフとともに患者さんを中心としたチーム医療で薬の専門家としての専門性を発揮し、地域住民の皆様の健康の確保に少しでもお役立てできるよう日々業務に励んでいます。
薬剤部が目指すべき基本方針として
は…働きがいのある薬剤部
し…信頼される薬剤部
ま…真心あふれる薬剤部
を掲げており見ての通り頭文字は『は・し・ま』となります。
"働きがい"とは、組織と個人相互に信頼関係が構築されており、個人が自らの意思で前向きに仕事に取り組めていることをいいます。 先ずは薬剤部という組織の中で働く方の気持ちの部分が重要と考えます。 "働きがい"が無ければ継続して良い医療を提供することはできないと思います。
"信頼される" とは他人から信じられ、頼られることです。 患者さんは勿論、他の医療スタッフからも信頼される為には最新の知識と技術、倫理観あるいは社会観によりニーズに答え、あるいはニーズを反映することが必要です。 その為には日々学習し、様々な知見を身につけることが重要です。
"真心あふれる"とは患者さんの立場になって考え、行動することが重要です。 豊富な知識を一方的に話すような対応ではなく、相手の性格や立場に合わせてやさしく接することが必要です。
患者さんから「薬のことならこの薬剤師さんに相談に乗って欲しい」と思っていただけるような薬剤師を目指します。
羽島市民病院薬剤部では、患者さんへ安心・安全な薬物療法を提供するために様々な取り組みを行っています。
外来患者さんへは外来化学療法室での抗癌剤調製や服薬指導、予定入院患者さんへの常用薬の確認。入院患者さんへは持参薬の鑑別・管理に加え誤投薬防止の観点から全入院患者さんへの一包化調剤を行い、患者さん毎に配薬カートへ薬のセッティングを行っています。
また、各病棟に複数の薬剤師を配置することで患者さんの状態をチェックし医師に適切な処方の提案を行っている他、看護師への薬剤の適正使用に関する助言、薬剤助手を活用した部署常備薬の期限確認や在庫補充・管理等、他の医療スタッフと協働できる体制を構築しています。
また、教育については様々な学会や研修会への参加はもちろん、学会認定薬剤師や専門薬剤師の認定取得の為の支援や働きながら大学院に通いキャリアアップする環境も整っています。
そういった環境を生かし当薬剤部では様々な分野の専門・認定薬剤師がいる他、入職後に学位を取得したものも複数名います。
薬学生実務実習については毎年、東海地方を中心とした薬学部学生を複数人受け入れて指導を行っています。
薬薬連携では地域薬剤師会との勉強会を共同で開催しており情報交換を行っています。
病院として残業時間の削減や有給休暇の取得にも力を入れておりメリハリのある働きが可能な職場です。
今後も院内・院外の様々な職種の方々と協力して患者さんを中心とした地域医療に貢献していきたいと考えています。
薬剤師の職能を通じて患者さんと地域住民の健康な生活の確保に貢献する。