骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分がどのくらいあるかを表すものです。
言わば、骨の強さを表す指標で、年齢とともに減少して行きます。
骨粗しょう症は、骨密度が少なくなってスカスカになり、もろく折れやすくなる病気です。
腰椎正面、側面、両側股関節、両側前腕の骨密度測定が可能です。
当院では、腰椎と大腿骨頸部(足の付け根部分)を測定します。
骨折を起こしやすい部位を直接測ることで高い精度の骨密度が分かるだけでなく、他の部位の骨折リスクの評価もすることができます。
検査時間は10分程度でじっと寝ているだけの検査です。
特に腰椎骨密度検査では、骨密度測定の他に海綿骨スコアを測定します。
骨の健康状態を知る指標として骨密度はよく知られていますが、骨の強さは骨密度が70%と骨質が30%により規定されています。
骨質はさらに材質特性と構造特性に分類され、TBSは構造を評価する指標です。
TBSは骨密度とは独立した危険因子とされています。
海綿骨スコア(TBS:Trabecular Bone Score)を測ることによって骨質を評価する事ができます。
海綿骨スコアが低いと圧迫骨折が起こる可能性が高くなります。
骨密度の低下よりも海綿骨スコアの低下の方が背骨の圧迫骨折との関係が深いと言われています。
検査をご希望される方は、お気軽に当院かかりつけ医にご相談下さい。
バリウム製剤を使用した検査(食道、胃腸、大腸、小腸)を1週間以内に受けられた方や、3日以内にRI(核医学検査)を受けられた方は 骨塩定量の検査を延期していただく場合があります。
食事、薬に関して制限はありません。
測定部位に金属や石灰化がある場合は、検査結果に影響を与えることがあります。