令和５年度 羽島市民病院 病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養２セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 11 - 28 51 104 140 268 619 743 308
【定義】
・令和5年4月1日から令和6年3月31日までの退院患者であり、一般病棟に1回以上入院した患者を集計ています。
・入院した後24時間以内に死亡した患者又は生後1週間以内に死亡した新生児は集計対象外としています。
・一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数です。
・入院日時点の年齢で集計しています。
・年齢階級は90歳以上を１つの階級として設定しています。
【解説】
　当院は地域の中核病院として、地域に密着した医療を提供しており、地域の医師会の皆様とも情報を共有しております。診療所の医師が在宅で診ている患者さんが急変した際にも素早く入院を受け入れていることから、60歳以上の患者さんの割合が多い状況です。
　また、この地域の救急医療を担っていることから、幅広い年齢層の患者さんに対して、24時間の救急対応を受け入れていることも特徴です。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 46 6.46 4.55 0.00 72.74
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 定義副傷病なし 23 23.43 15.12 0.00 75.57
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 14 8.21 8.02 0.00 63.71
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 13 5.85 5.29 0.00 52.08
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 12 8.75 6.87 0.00 61.75
【定義】
・各診療科別に患者数の多いDPC14 桁分類について DPC コード、名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を示してます。
【解説】
外科は、「鼠径ヘルニア（手術あり）」の入院患者が最も多く、次に「結腸の悪性腫瘍（手術あり））」、「虫垂炎（手術なし）」、「虫垂炎（手術あり）」、「胆嚢炎等（手術あり）」の順になっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 60 50.25 25.50 5.00 82.78
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 - - 21.96 - -
160800xx99xxx0 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 - - 14.07 - -
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし - - 5.23 - -
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし - - 4.76 - -
【解説】
整形外科は、「股関節・大腿近位の骨折（手術あり）」の入院患者が最も多く、次に「膝関節症（手術あり）」、「股関節・大腿近位の骨折（手術なし）」、「鎖骨・肩甲骨の骨折（手術あり）」、「前腕の骨折（手術あり）」の順になっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 24 27.08 15.70 8.33 73.50
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 23 16.65 9.88 0.00 84.35
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 18 35.44 19.09 22.22 73.17
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし - - 8.38 - -
010060x2990400 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5 - - 19.17 - -
【解説】
脳神経外科は、「脳梗塞」の入院患者が最も多く、次に「頭蓋・頭蓋内損傷（手術あり）」、「非外傷性頭蓋内血腫」の順になっています。最も多い「脳梗塞」の方が、5番目に多い症例である「脳梗塞」と比べ、発症1週間前の自覚・他覚症状が比較的無く自立度も高いという違いがあります。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 17 33.71 20.60 0.00 85.18
010060x2990200 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２２あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 3、4又は5 10 48.30 19.02 0.00 81.00
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 10 15.20 15.70 30.00 71.40
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２２あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 15.57 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.52 - -
【解説】
神経内科は、「誤嚥性肺炎」の入院患者が最も多く、次に「脳梗塞」、「腎臓又は尿路の感染症」の順になっています。症例数が10件の「脳梗塞」は「エダラボン」という注射の有無に違いがあります。4番目の「脳梗塞」は発症1週間前の自覚・他覚症状が比較的無く自立度も高いという違いがあります。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 25 4.24 2.44 0.00 71.80
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 19 20.37 13.52 0.00 66.58
11012xxx03xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき） 18 1.72 2.43 0.00 57.72
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等２なし 13 10.08 6.85 0.00 78.00
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 11 8.09 7.75 0.00 80.36
【解説】
泌尿器科は、「前立腺前の悪性腫瘍」の入院患者が最も多く、次に「腎臓又は尿路の感染症」、「上部尿路疾患（体外衝撃波腎・尿管結石破砕術）」、「膀胱悪性腫瘍（手術あり）」、「前立腺肥大症等」の順になっています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120100xx01xxxx 子宮内膜症 子宮全摘術等 17 9.00 7.03 0.00 37.65
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 12 9.00 5.93 0.00 46.08
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 - - 6.00 - -
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部（腟部）切除術等 手術・処置等２なし - - 2.96 - -
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 - - 9.23 - -
【解説】
婦人科は、「子宮内膜症（手術あり）」の入院患者が最も多く、次に、「子宮の良性腫瘍（腹腔鏡手術あり）」、「卵巣の良性腫瘍（手術あり）」、「子宮頸・体部の悪性腫瘍 （手術あり）」、「子宮の良性腫瘍（手術あり）」の順になっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 40 25.23 17.38 5.00 84.18
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１１あり 手術・処置等２なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 25 3.04 3.05 0.00 71.80
050050xx9913xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１１あり 手術・処置等２３あり 25 3.00 6.61 0.00 71.80
050130xx9901xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 17 23.29 18.31 0.00 84.94
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等１なし、１,３あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 13 17.77 9.77 0.00 80.46
【解説】
循環器内科は、「心不全」の入院患者が最も多く、次に「狭心症、慢性虚血性心疾患」、「徐脈性不整脈」の順になっております。「心不全」は、「心臓カテーテル法による諸検査、大動脈バルーンパンピング法」の有無、「狭心症、慢性虚血性心疾患」は心臓カテーテル法による諸検査、また心臓カテーテル法による諸検査を実施した上でSPECT実施」の順になっています。
内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 37 32.49 20.60 2.70 84.70
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 10 26.70 13.52 0.00 77.80
180010x0xxx0xx 敗血症（1歳以上） 手術・処置等２なし - - 20.03 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 10.60 - -
0400801499x002 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なしA-DROP スコア2 - - 15.44 - -
【解説】
内分泌・糖尿病内科は、「誤嚥性肺炎」の入院患者が最も多く、次に「腎臓又は尿路の感染症」、「敗血症」、「体液量減少症」、「肺炎」の順になっています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 22 16.36 8.75 0.00 79.23
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 19 26.68 13.52 0.00 82.05
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 17 38.00 20.60 5.88 86.71
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの） その他の手術あり 手術・処置等２なし 15 16.40 10.92 6.67 74.07
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等２なし 15 12.13 8.55 0.00 73.73
【解説】
消化器内科は、「胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍」の入院患者が最も多く、次に「腎臓又は尿路の感染症」、「誤嚥性肺炎」、「胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）」、「虚血性腸炎」の順になっています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 13 - - - - 12 1 7,8
大腸癌 - 16 18 - - 24 1 7,8
乳癌 - - - - - - 1 7,8
肺癌 - - - - - - 1 7,8
肝癌 - - - - - - 1 7,8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
【定義】
・5大癌について初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による患者数を、再発患者（再発部位によらない）は期間内の患者数としています。
・患者数は延患者数で集計しています。
・TNM 分類が不正確等で病期（stage）が不明な場合は、「不明」としてカウントしています。
・Stageが「0」のものは集計対象外です。
【解説】
　5大癌は手術、化学療法、緩和治療のため入院される方です。外来診察で画像診断、組織診断を行い、その後入院治療を行います。癌の広がり、組織型、進行度等で、個別に治療方法をご相談しています。胃癌StageⅠ、大腸癌StageⅡ、StageⅢの症例がやや多くなっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 13 11.08 56.92
中等症 74 24.58 82.43
重症 34 34.24 84.41
超重症 - - -
不明 - - -
【定義】
・成人の市中肺炎（令和2年度様式１の「肺炎の重症度分類」の７桁目＝5 に相当）につき、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD10 コードが 両方ともJ13～J18$ で始まるものに限定しています。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用い、軽症～超重症の４段階で表記する。重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。
【解説】
　肺炎で入院される患者さんは、外来での治療が成功しなかった患者さんや、水分などがほとんど摂取できず頻回の点滴が必要な状態である事が多く、中等症以上の平均年齢は80歳代と高くなっています。
　重症な患者さんは、治療が奏効しても、その後のリハビリなどに長い時間が必要となる場合が多く見られます。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 101 33.53 77.31 7.02
その他 13 35.62 82.15 1.75
【定義】
・脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
・医療資源を最も投入した傷病のICD10がI63$である症例を集計しています。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数／全退院数を転院率としています。
【解説】
　主に脳神経外科、神経内科にて治療しています。急性期脳梗塞の患者さんの平均年齢は約78歳です。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 46 1.50 3.83 0.00 71.30
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 27 2.59 6.11 0.00 67.30
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 20 9.70 19.80 0.00 75.15
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 16 5.50 5.63 0.00 68.44
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 13 0.85 4.00 0.00 52.08
【定義】
診療科別に手術件数の多い順に５術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示してます。
【解説】
外科は、「鼠径ヘルニア手術」の手術が最も多く、次に「腹腔鏡下胆嚢摘出術」、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」、「経尿道的尿管ステント留置術」、「腹腔鏡下虫垂切除術」の順になっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 56 3.30 47.89 3.57 83.59
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 14 4.50 51.21 0.00 78.29
K0821 人工関節置換術　肩、股、膝 - - - - -
K0463 骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他 - - - - -
K0483 骨内異物（挿入物を含む。）除去術　前腕、下腿 - - - - -
【解説】
整形外科は、「骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）」の手術が最も多く、次に「人工骨頭挿入術　肩、股」、「人工関節置換術　肩、股、膝」、「骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他」、「骨内異物（挿入物を含む。）除去術」の順になっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 24 0.54 26.25 4.17 82.63
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
K1781 脳血管内手術　1箇所 - - - - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。） - - - - -
【解説】
脳神経外科は、「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」の手術が最も多く、次に「経皮的頸動脈ステント留置術」、「脳血管内手術」、「経皮的脳血栓回収術」、「胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）」の順になっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの 20 1.10 7.35 0.00 77.20
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき） 18 0.00 0.72 0.00 57.72
K8411 経尿道的前立腺手術　電解質溶液利用のもの - - - - -
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
【解説】
泌尿器科は、「膀胱悪性腫瘍手術、経尿道的手術　電解質溶液利用のもの」の手術が最も多く、次に「体外衝撃波腎・尿管結石破砕術」、「経尿道的前立腺手術　電解質溶液利用のもの」、「経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの」、「経尿道的尿管ステント留置術」の順になっています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 23 1.09 7.00 0.00 43.96
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 18 1.00 7.00 0.00 45.89
K867 子宮頸部（腟部）切除術 - - - - -
K8654 子宮脱手術　腟壁形成手術及び子宮全摘術（腟式、腹式） - - - - -
K877 子宮全摘術 - - - - -
【解説】
婦人科は、「子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの」の手術が最も多く、次に「腹腔鏡下腟式子宮全摘術」、「子宮頸部（腟部）切除術」、「子宮脱手術（腟壁形成手術及び子宮全摘術）（腟式、腹式）」、「子宮全摘術」の順になっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 13 1.69 1.77 0.00 75.54
K596 体外ペースメーキング術 12 0.00 17.25 0.00 77.00
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの - - - - -
K5463 経皮的冠動脈形成術　その他のもの - - - -
K5461 経皮的冠動脈形成術　急性心筋梗塞に対するもの - - - - -
【解説】
循環器内科は、「経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの」の手術が最も多く、次に「体外ペースメーキング術」、「経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの」、「経皮的冠動脈形成術　その他のもの」、「経皮的冠動脈形成術　急性心筋梗塞に対するもの）」の順になっています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満 25 5.08 11.56 0.00 71.48
K6871 内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの 16 5.13 18.63 0.00 77.63
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ･粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 13 1.00 8.62 0.00 72.38
K654 内視鏡的消化管止血術 13 2.54 28.85 7.69 80.00
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 11 2.64 13.73 0.00 76.27
【解説】
消化器内科は、「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径2cm未満」の手術が最も多く、次に「内視鏡的乳頭切開術」、「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ･粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術」、「内視鏡的消化管止血術」、「内視鏡的胆道ステント留置術」の順になっています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 22 0.96
異なる 14 0.61
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
【定義】
・医療資源を最も投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群(DPC6桁130100)、敗血症(DPC6桁180010)、その他の真菌感染症(DPC6桁180035)、手術・処置等の合併症(DPC6桁180040)について、入院の契機となった傷病名(DPC6桁レベル)の同一性の有無を区別して症例数をカウントしています。
・同一性の有無を区別した各症例数の、全退院患者数に対する発生率を示してます。
【解説】
・入院の契機となった傷病名(DPC6桁レベル)と医療資源を最も投入した傷病名が同一の傷病名は、その疾患の治療のために入院したものです。反対に異なる傷病名は、異なる疾患で入院したが合併症が発症した割合です。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数（分母）		 分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数（分子）		 リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
270 224 82.96
【定義】
分母は、令和5年4月1日から令和6年3月31日までの退院患者であり、一般病棟に1回以上入院した患者のうち、リスクレベルが「中」以上の手術（「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断，治療，予防に関するガイドライン（2017 年改訂版）」（日本循環器学会等）に準ずる。）を実施した患者です。ただし、入院後24時間以内に死亡した患者は対象外です。
分子は、肺血栓塞栓症予防管理料が算定された患者や抗凝固療法が行われた患者です。
【解説】
肺⾎栓塞栓症／深部静脈⾎栓症(静脈⾎栓塞栓症)は突然死を引き起こす可能性のある極めて重篤な疾患で、しばしば⼤きな⼿術後や⻑期臥床の際に起こります。この予防⽅法として弾性ストッキングの着⽤や、抗凝固薬の使用を、リスクレベルに応じて単独あるいは併⽤することが推奨されています。周術期の肺⾎栓塞栓症の予防⾏為の実施は、急性肺⾎栓塞栓症の発⽣率を下げることにつながると考えられており、ガイドラインに沿った診療プロセスが構築されているかの指標となります。
当院の肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された症例の割合は、82.96％となっています。
血液培養２セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数（分母） 血液培養オーダーが１日に
２件以上ある日数（分子）		 血液培養２セット実施率
734 577 78.61
【定義】
分母は、令和5年4月1日から令和6年3月31日までに入院していた患者で細菌培養同定検査（血液） を実施した症例のうち、1患者1日毎に実施された日数です。
分子は、血液培養の実施回数が1日2回以上の日数です。
【解説】
血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが診療ガイドラインにより推奨されています。このことから血液培養2セット実施率は診療プロセスが各種ガイドラインに則り、適切に構築・実施されているかを表す指標とされています。 当院の血液培養２セット実施率は78.61％となっています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数（分母）		 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数（分子）		 広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
339 302 89.09
【定義】
分母は、令和5年4月1日から令和6年3月31日までの退院患者で広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数です。
分子は、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数です。
【解説】
感染症診療において原因となる微生物を特定し、それに対する治療を行うことは大変重要なことです。特に幅広い範囲の細菌を標的として抗菌薬を開始する場合は、投与開始前に培養検査が必要とされております。当院の広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は89.09％となっています。
更新履歴
令和6年10月1日
初版公開